市況情報の集め方
まずは基本から
経済指標
週刊予測カレンダー 外為どっとコム
上記の詳細版
経済指標発表カレンダー みんなの外為
外為どっとコムには無い中国指標と要人発言の予定時間が追加されています。
みんなの外為のほうは若干細か過ぎて見にくいので基本は外為どっとコムのほうを見つつサブでみんなの外為のほうも見ています。
中央銀行
連邦準備制度委員会 (FRB)
欧州中央銀行 (ECB)
日本銀行 (BOJ)
このうちECBはストリーミングのページがあり政策決定会合後の記者会見を毎回LIVE配信で見ることができます。(英語ですが・・・)
市況
時間帯別に紹介します
アジア時間は日本株の動向がまず第一にきになります。
そこで東京株式市場から生中継しているストックボイスで日本市場を中心にこの時間帯のニュースをフォローします。
10時30分から上海株式市場がはじまりますので中国サイトから上海総合指数がリアルタイムで表示される中華圏サイトで上海株価指数も同時に見ます。
欧州~ニューヨーク時間はブルームバーグ(米国)のサイトの中のブルームバーグTVのLIVEストリームでフォローします。
このブルームバーグのストリーミング配信は指標発表もリアルタイムで発表されるのですがほとんどの指標がFX会社の取引ツールのヘッドラインニュースより早く出てきます。
とくに米国雇用統計やFOMCなどの重要指標ほどその傾向が顕著です。
また欧州株、米国株の開始や値動きもその都度リアルタイムで知ることができ突然のニュースなどもこちらのほうが断然早く、また映像で見ることができます。
ブルームバーグに関してですがこちらは完全に英語放送になります。
というかアメリカ国内でテレビ放送されてるものがそのまま公式でライブストリーミングされています。経済番組でしかも英語・・・
と思われる方もいると思いますがその拒否反応以上に得られるものが多いです。
私も英語は全く喋れませんしむしろ敬遠したいと思っていた人間ですが無理してまずは1ヶ月間、取引の間は常に見続けることにしてみました。
それ以前はどうしても為替の市況となるとFX会社の取引ツールに配信されているヘッドラインニュースの文字情報に偏りがち(というかほとんどそれのみ)それととてもリアルタイムとはいえないテレビ東京のモーニングサテライトやらWBSといった状態でした。
有料放送で日経CNBCがありますが月額料金も結構かかりますしそこまでしてまで見るほどでも・・・ でもどうしても情報が限定的になりがちでもっといろんな情報を多角的に入手できないものかと思って色々探しているときに見つけたのがブルームバーグです。
当然名前は知っていましたが英語放送という拒否感もあってはじめはあまり視聴することに乗り気ではなかったのですがいざ使い始めるとその効果は凄いものがありました。
今市場でなにがテーマになっているのかが一目了然でわかる
これはその日のトップニュースを見ればわかります。当然です。
英語が分からなくても「映像」と「テロップ」でなんとなく内容は理解できます。その気になればグーグル翻訳に2,3個単語を入れれば何についての話かくらいはすぐにわかります。
数日前から市場のテーマになっている話ならともかくここで見ていたニュースが翌日の東京市場のメインテーマになってるということも良くあります。少しでも先に情報を知っておくというのはとても大事なことです。
経済指標の結果がFX会社より早い
これには最初驚きましたがまあ当然と言えば当然かもしれません。
通常FX会社のヘッドラインニュースは為替情報専門のベンダーが配信していますがその情報ベンダーの情報元がロイター端末だったりブルームバーグ端末の情報だからです。
ロイターやブルームバーグ端末は英語のみですのでそこで当然日本語に訳してから配信というステップは入ります。私たち個人投資家はいわば2次情報を見ている訳です。
対してこのライブストリーミングではキャスターがブルームバーグ端末を見ながら直接口頭で指標結果を伝えます。とうぜんFX会社のヘッドラインに表示される前に結果がわかります。経済統計というのはいつ、どんな統計がでるか、事前予想はどれくらいかなどは上記で紹介したようにあらかじめ発表されています。なので知りたいのは単純に「数字」です。英語が分からなくても事前の予定さえ頭に入っていればあとは数字だけ分かれば英語がわからなくても十分トレードに役立てることができます。 重要指標ほど早く結果を知ってその後のトレードアクションにつなげられるかが重要なのはみなさんも十分に認識しているところだと思います。
この1点のみをとってもこのブルームバーグを使わない手は無いです。
また為替以外にも各国株式市場の開始・終了などリアルタイムでまたアメリカに関してはニューヨーク証券取引所内から中継しているので嫌でも為替市場以外の株式・商品市場の動向にも目を向ける環境になります。いまや世界は一つの大きな市場であると言われますが為替・株・商品・債券といったカテゴリーもまたボーダーレスになりつつありすべてが一体となって動いています。FX取引をしているから為替レートだけ見ていれば勝てるという単純なものではありません。本当の意味で市場というものを見る姿勢を作る上でもよい教材になると思います。
基本的に毎日同じ時間で市場は動いているので同じ番組が同じ時間に放送されているのも英語が理解できない段階で見る分には安心感があってイイと思います。
為替市場の1ヶ月も大体同じように動いてるモノなので2,3カ月も続けて観れば市場のリズムもわかって経済統計の名前くらいは英語で理解できるようになります。
まずは試しに見て観ることをおすすめします。